インフォメーション 〜time now〜

 皆様はじめまして。今回、time nowを担当させて頂く臨床工学技士の佐藤と申します。どうぞ、よろしくお願い致します。

 諏訪の杜病院で、勤務するようになり丸2年が経過しました。この2年間で劇的な変化と言えば、透析室の増改築だと思います。入社当時の透析室のベッド数は24床で、フロアはどう考えてみても、お世辞にも広いという感じではありませんでした。しかし、2ヶ月程経った頃より、以前から計画されていた増改築作業が開始し、今まで廊下だった場所も含め、本館3階フロアは殆んど透析室となり、以前の透析室と比べると、とても快適な空間となりました。ベッド数も28床へ増え、より多くの患者さんに利用して頂けるようになりました。この整った環境の中、現在は多くの患者さんと触れ合うことで、様々なことを学びながら仕事に勤しんでおります。

 透析室の良さは仕事の充実だけではございません!透析スタッフの方々とは大変仲良くさせて頂き、歓迎会等を含めた『交流会』という名の飲み会を定期的に開催し、日々、皆で楽しんでおります。先日も透析室スタッフ男性陣だけでの飲み会を催し、仕事の話だけでなくプライベートの話でも大変盛り上がる、とても素敵な時間を過ごせました。

 話は変わり、先月の話になりますが、10月2日(日)「第11回九州臨床工学会」が熊本県で開催され、先輩の甲斐さんがこの学会で座長を務めるということもあり、透析室スタッフメンバーで参加させて頂きました。

 九州臨床工学会当日、熊本の会場には多くの参加者が来場しており、とても活気に満ちた学会でした。今回の学会は技士中心の学会ではありましたが、同じ職種でも分野が広い為、血液浄化だけでなく呼吸器や循環器、心肺等、多くの発表があり改めて学び直すことも多く、私の大分臨床工学技士専門学校時代の同期も発表しており、大変刺激を受け『自分も頑張ろう!!』と思えました。

 午後のセッションでは、先輩が座長を行う会場に駆けつけました。準備の段階ではとても緊張しているように見えましたが、発表が始まると座長として円滑に発表を進め、また座長の方から発表に合った的確な質問をされ、とても感銘を受けました。以前より、座長をするにあたり、自分で座長として関わる発表の内容を確認され、座長より質問をするべく勉強されたことを耳にしておりましたが、現場で学んだことを踏まえて質問をする姿を見て、自分もこうありたいと思いました。

 社会人、また医療職者として働き始めて3年目になりますが、先述させていただきました先輩の様に、県外に出て活躍できる様、常日頃から勉学に勤しみ、日常業務で学んだことを忘れず活かし、今後これから働く後輩たちに伝えていける様、頑張りたいと思います。

平成28年11月タイムナウ 諏訪の杜病院 臨床工学技士 佐藤 恭佑