Time now(令和8年4月-No.1)「『家族の宝物』2匹の保護猫との日常」

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午前 8 : 30 ~ 12 : 30
午後 14 : 00 ~ 17 : 30
※リハ科のみ午後診察時間は12:50~17:30
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日曜日・祝日
水曜日午後(リハ科のみ診察)
土曜日午後(リハ科のみ診察)
〒870-1121大分市大字鴛野118番地の1

0570-071277
「『家族の宝物』2匹の保護猫との日常」
今回「time now」を担当します、透析室の富土洋吉です。よろしくお願いいたします。
我が家には、2匹の愛すべき「宝物」がいます。どちらも縁があって迎えた保護猫ですが、その個性は驚くほど対照的で、毎日私たちを笑顔にしてくれます。
1匹目は、3歳になるキジシロの男の子です。

彼はとにかく立派な体格の持ち主で、現在の体重はなんと8kg。そのどっしりとした風格は、家の中でも圧倒的な存在感を放っています。彼にとっての人生(猫生)の目的は、「次の1皿をいかに手に入れるか」にあるようで、キッチンに誰かが立つだけで、どこからともなく重厚な足音を響かせて現れます。
あまりの大きさに、先日獣医師からは「健康のために少し痩せましょう」と愛のムチ(ご指導)を受けてしまいました。現在は家族一丸となり、彼の健康を守るためのダイエット作戦を練っているところです。少し食いしん坊な彼ですが、その丸いフォルムと愛嬌たっぷりの仕草は、見ているだけでこちらの心まで和ませてくれます。
もう1匹は、5歳になる黒猫の女の子です。
彼女はキジシロとは対照的に、驚くほど情熱的な「ストーカー猫」です。家の中で私が立ち上がればどこまでもついてきて、ソファーに座れば待っていたかのように膝の上へ飛び乗ってきます。そのまま膝の上で眠ってしまう姿は、まるで私を独り占めしたいと言っているかのようで、その甘えん坊ぶりに胸が温かくなります。外の世界で苦労したかもしれない彼女が、今こうして無防備に甘えてくれることは、私たちにとって何よりの幸せです。

現在、日本では多くの猫が「保護猫」として新しい家族を待っています。かつて、保健所に運ばれた猫たちの多くは、短い期間でその一生を終える「殺処分」という悲しい運命をたどっていました。しかし、動物愛護団体やボランティア、そして行政の懸命な努力により、その数は年々減少しています。
猫が保護される背景には、いくつかの切実な理由があります。道端で母猫とはぐれてしまった乳飲み子、飼い主の病気や経済的事情により飼えなくなってしまった猫、そして「多頭飼育崩壊」と呼ばれる、管理しきれないほど増えてしまった環境から救い出された猫たちです。彼らは、人間の都合によって居場所を失った存在でもあります。
殺処分をゼロにするために最も大切なのは、不幸な命の「入り口」を閉じることです。野良猫に不妊・去勢手術を施し、これ以上増やさない「TNR活動」や、飼い主が最期まで責任を持って飼い続ける「終生飼養」の徹底が欠かせません。一方で、保護された猫たちの「出口」をつくることも重要です。ペットショップで命を「買う」のではなく、シェルターや譲渡会から「迎える」という選択肢が当たり前になれば、救われる命は確実に増えていきます。
1匹の猫を救うことは、世界を変えることにはならないかもしれません。しかし、その猫にとっての世界は、一生が変わるほどの大きな出来事です。私たち一人ひとりが保護猫の現状を知り、命の重さを想像すること。その小さな一歩が、すべての猫が温かい家庭で眠れる未来へとつながっていくのだと信じています。
獣医師に褒められるくらいキジシロくんがスリムになり、黒猫ちゃんがいつまでも膝の上で安心して眠れるように。これからもこの大切な「宝物」たちを、家族みんなで守っていきたいと思います。

令和8年4月タイムナウ 臨床工学技士 富土洋吉
「『家族の宝物』2匹の保護猫との日常」
今回「time now」を担当します、透析室の富土洋吉です。よろしくお願いいたします。
我が家には、2匹の愛すべき「宝物」がいます。どちらも縁があって迎えた保護猫ですが、その個性は驚くほど対照的で、毎日私たちを笑顔にしてくれます。
1匹目は、3歳になるキジシロの男の子です。

彼はとにかく立派な体格の持ち主で、現在の体重はなんと8kg。そのどっしりとした風格は、家の中でも圧倒的な存在感を放っています。彼にとっての人生(猫生)の目的は、「次の1皿をいかに手に入れるか」にあるようで、キッチンに誰かが立つだけで、どこからともなく重厚な足音を響かせて現れます。
あまりの大きさに、先日獣医師からは「健康のために少し痩せましょう」と愛のムチ(ご指導)を受けてしまいました。現在は家族一丸となり、彼の健康を守るためのダイエット作戦を練っているところです。少し食いしん坊な彼ですが、その丸いフォルムと愛嬌たっぷりの仕草は、見ているだけでこちらの心まで和ませてくれます。
もう1匹は、5歳になる黒猫の女の子です。
彼女はキジシロとは対照的に、驚くほど情熱的な「ストーカー猫」です。家の中で私が立ち上がればどこまでもついてきて、ソファーに座れば待っていたかのように膝の上へ飛び乗ってきます。そのまま膝の上で眠ってしまう姿は、まるで私を独り占めしたいと言っているかのようで、その甘えん坊ぶりに胸が温かくなります。外の世界で苦労したかもしれない彼女が、今こうして無防備に甘えてくれることは、私たちにとって何よりの幸せです。

現在、日本では多くの猫が「保護猫」として新しい家族を待っています。かつて、保健所に運ばれた猫たちの多くは、短い期間でその一生を終える「殺処分」という悲しい運命をたどっていました。しかし、動物愛護団体やボランティア、そして行政の懸命な努力により、その数は年々減少しています。
猫が保護される背景には、いくつかの切実な理由があります。道端で母猫とはぐれてしまった乳飲み子、飼い主の病気や経済的事情により飼えなくなってしまった猫、そして「多頭飼育崩壊」と呼ばれる、管理しきれないほど増えてしまった環境から救い出された猫たちです。彼らは、人間の都合によって居場所を失った存在でもあります。
殺処分をゼロにするために最も大切なのは、不幸な命の「入り口」を閉じることです。野良猫に不妊・去勢手術を施し、これ以上増やさない「TNR活動」や、飼い主が最期まで責任を持って飼い続ける「終生飼養」の徹底が欠かせません。一方で、保護された猫たちの「出口」をつくることも重要です。ペットショップで命を「買う」のではなく、シェルターや譲渡会から「迎える」という選択肢が当たり前になれば、救われる命は確実に増えていきます。
1匹の猫を救うことは、世界を変えることにはならないかもしれません。しかし、その猫にとっての世界は、一生が変わるほどの大きな出来事です。私たち一人ひとりが保護猫の現状を知り、命の重さを想像すること。その小さな一歩が、すべての猫が温かい家庭で眠れる未来へとつながっていくのだと信じています。
獣医師に褒められるくらいキジシロくんがスリムになり、黒猫ちゃんがいつまでも膝の上で安心して眠れるように。これからもこの大切な「宝物」たちを、家族みんなで守っていきたいと思います。

令和8年4月タイムナウ 臨床工学技士 富土洋吉
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・診療時間
午前 8 : 30 ~ 12 : 30
午後 14 : 00 ~ 17 : 30
※リハ科のみ午後診察時間は12:50~17:30
・休診日
日曜日・祝日
水曜日午後(リハ科のみ診察)
土曜日午後(リハ科のみ診察)
〒870-1121大分市大字鴛野118番地の1

0570-071277


