Time now(令和8年4月-No.2)「支え合い」

「支え合い」

 今回time nowを担当します、透析室の岡本威志です。よろしくお願いいたします。
 春も深まり、過ごしやすい季節となってまいりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。季節の変わり目でもありますので、どうぞお身体に気をつけてお過ごしください。

 さて、日々の診療の中で患者さんと向き合っていると、何気ない日常を穏やかに過ごせることの大切さを、あらためて感じることが多くあります。世界に目を向けると、イラン情勢をはじめ、ロシアとウクライナの戦争、さらには各地で続く内戦など、心を痛める出来事が絶えません。治療を受けたくても受けられない方々や、不安の中で日々を過ごしている方々がいることを思うと、医療に携わる者として、胸が締め付けられる思いがします。日本に生まれ、朝起きて通学や出勤をし、食事をとり、1日を終えて夜を迎える――そうした何気ない日常は、決して当たり前のものではなく、かけがえのない幸せであると、あらためて感じます。

 そのような中、先日開催されたミラノ・コルティナオリンピックでの一場面が心に残りました。本大会はイタリアのミラノとコルティナ・ダンペッツォで開催された史上初の2都市共同開催の大会であり、さまざまな競技で熱戦が繰り広げられました。その中で、日本選手団が開会式において自国の国旗に加えてホスト国イタリアの国旗を手に行進した姿が、世界中から「礼儀正しい」「敬意ある行動」として大きな称賛を集めました。この心意気は閉会式でも引き継がれ、日本とイタリア両国の旗を掲げて入場する姿は、大会の締めくくりにふさわしい温かい交流として、多くの人々の印象に残りました。
 また、スノーボード競技では、男女を問わず、選手たちが他の選手の素晴らしい演技に対して、自分のことのように喜び、自然と称え合う姿が見られました。ライバルでありながらも、互いの努力や挑戦を認め合うその姿はとても印象的で、見ているこちらの心も温かくなるようでした。そこには国籍を超えて、同じ競技に向き合う仲間としての強い思いがあるのだと感じました。
 さらに、女子フィギュアスケートにおいても、心に残る場面がありました。アメリカのアリサ・リュウ選手が金メダルを獲得し、銀メダルの坂本花織選手、銅メダルの中井亜美選手を称える姿が、多くの人の心を打ちました。24年ぶりとなる金メダルという大きな達成を成し遂げながらも、自身の喜びだけでなく、日本勢の健闘を真っ先に称えるその姿勢に、深い感銘を受けました。坂本選手は2大会連続でのメダル獲得を果たし、中井選手とともに日本人女子史上初となる同一大会での複数メダル獲得という快挙も成し遂げており、互いを認め合う姿がより一層印象的でした。

 こうした光景を見ていると、私たち医療の現場にも通じるものがあるように感じます。職種や立場が異なっていても、患者さんのために力を合わせ、互いを尊重しながら支え合うことの大切さは、日々の業務の中で実感しているところです。相手を思いやり、認め合う気持ちは、特別なものではなく、本来誰もが持っているものなのではないでしょうか。だからこそ、国と国との関係においても、同じように互いを尊重し合い、支え合うことができないのだろうかと、考えさせられます。違いがあるからこそ対立するのではなく、違いを認めながら共に歩むことができれば、争いは少しずつ減っていくのではないかと思います。

 スポーツの世界で見られた、あの自然な称え合いの姿。あのような関係性が、国境や立場を越えて広がっていくことを願わずにはいられません。誰もが安心して日常を過ごし、必要な医療を受けられる平和な社会が、少しでも近づくことを願いながら、これからも日々の業務に向き合っていきたいと思います。

令和8年4月タイムナウ 臨床工学技士長 岡本威志

「支え合い」

 今回time nowを担当します、透析室の岡本威志です。よろしくお願いいたします。
 春も深まり、過ごしやすい季節となってまいりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。季節の変わり目でもありますので、どうぞお身体に気をつけてお過ごしください。

 さて、日々の診療の中で患者さんと向き合っていると、何気ない日常を穏やかに過ごせることの大切さを、あらためて感じることが多くあります。世界に目を向けると、イラン情勢をはじめ、ロシアとウクライナの戦争、さらには各地で続く内戦など、心を痛める出来事が絶えません。治療を受けたくても受けられない方々や、不安の中で日々を過ごしている方々がいることを思うと、医療に携わる者として、胸が締め付けられる思いがします。日本に生まれ、朝起きて通学や出勤をし、食事をとり、1日を終えて夜を迎える――そうした何気ない日常は、決して当たり前のものではなく、かけがえのない幸せであると、あらためて感じます。

 そのような中、先日開催されたミラノ・コルティナオリンピックでの一場面が心に残りました。本大会はイタリアのミラノとコルティナ・ダンペッツォで開催された史上初の2都市共同開催の大会であり、さまざまな競技で熱戦が繰り広げられました。その中で、日本選手団が開会式において自国の国旗に加えてホスト国イタリアの国旗を手に行進した姿が、世界中から「礼儀正しい」「敬意ある行動」として大きな称賛を集めました。この心意気は閉会式でも引き継がれ、日本とイタリア両国の旗を掲げて入場する姿は、大会の締めくくりにふさわしい温かい交流として、多くの人々の印象に残りました。
 また、スノーボード競技では、男女を問わず、選手たちが他の選手の素晴らしい演技に対して、自分のことのように喜び、自然と称え合う姿が見られました。ライバルでありながらも、互いの努力や挑戦を認め合うその姿はとても印象的で、見ているこちらの心も温かくなるようでした。そこには国籍を超えて、同じ競技に向き合う仲間としての強い思いがあるのだと感じました。
 さらに、女子フィギュアスケートにおいても、心に残る場面がありました。アメリカのアリサ・リュウ選手が金メダルを獲得し、銀メダルの坂本花織選手、銅メダルの中井亜美選手を称える姿が、多くの人の心を打ちました。24年ぶりとなる金メダルという大きな達成を成し遂げながらも、自身の喜びだけでなく、日本勢の健闘を真っ先に称えるその姿勢に、深い感銘を受けました。坂本選手は2大会連続でのメダル獲得を果たし、中井選手とともに日本人女子史上初となる同一大会での複数メダル獲得という快挙も成し遂げており、互いを認め合う姿がより一層印象的でした。

 こうした光景を見ていると、私たち医療の現場にも通じるものがあるように感じます。職種や立場が異なっていても、患者さんのために力を合わせ、互いを尊重しながら支え合うことの大切さは、日々の業務の中で実感しているところです。相手を思いやり、認め合う気持ちは、特別なものではなく、本来誰もが持っているものなのではないでしょうか。だからこそ、国と国との関係においても、同じように互いを尊重し合い、支え合うことができないのだろうかと、考えさせられます。違いがあるからこそ対立するのではなく、違いを認めながら共に歩むことができれば、争いは少しずつ減っていくのではないかと思います。

 スポーツの世界で見られた、あの自然な称え合いの姿。あのような関係性が、国境や立場を越えて広がっていくことを願わずにはいられません。誰もが安心して日常を過ごし、必要な医療を受けられる平和な社会が、少しでも近づくことを願いながら、これからも日々の業務に向き合っていきたいと思います。

令和8年4月タイムナウ 臨床工学技士長 岡本威志

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