Time now(令和7年1月-No.2)「2025年問題とイベント」

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2025年問題とイベント
今回time nowを担当します、透析室の岡本威志です。よろしくお願いいたします。
新春とは名ばかりの厳しい寒さが続いておりますが、皆様お健やかにお過ごしでしょうか。遅ればせながら、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、新しい年を迎えた2025年ですが、「団塊の世代」(1947年~1949年生まれの方)が75歳以上の後期高齢者となり、日本の人口の約5人に1人が75歳以上の後期高齢者となる見込みです。その為、医療・介護需要の急増による社会保障費の増大、労働力人口の減少により、人的・金銭的負担の増加が懸念されています。今後も人口減少と高齢化は進み、2024年に1億2400万人だった日本の人口は2030年には1億1700万人、2040年には1億1100万人、2050年には9500万人に減少すると予測されており、この25年間で日本の人口は4分の1減少し、10人中4人が65歳以上という超高齢社会に突入します。
イプソス株式会社の「2025年予測レポート」によると、日本人にとって2025年は未来に対して世界で最も悲観的であることが明らかになりました。「来年は今年よりも良い年になる」と楽観している日本人は38%にとどまり、対象国33カ国中最下位という結果でした。32位のフランスとの差は12ポイントと大きく、コロナ禍以降、新年への前向きな期待が低水準にとどまっています。このように、人口減少と高齢化がもたらす社会的課題に加え、未来への悲観的な意識も日本社会の大きな問題となっています。
しかし、2025年は明るいニュース(イベント)も多く、大阪・関西と東京では注目のイベントが盛りだくさんです。
まず、大阪の夢洲で開催される「大阪・関西万博」です。開催期間は4月13日から10月13日までの184日間、テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」です。この万博では、未来社会に向けた最新技術やアイデアが披露されるとともに、経済効果が期待され、観光業や地元産業の活性化が予測されています。注目の展示には、未来の移動手段として話題の「空飛ぶ車」があります。実際に乗客を乗せた飛行は行われないものの、デモ飛行を間近で見ることができ、空を飛ぶクルマの実現に向けた進展を感じることができる貴重な機会です。また、最先端の医療技術として注目される「iPS細胞」の展示や取り組みもあり、未来の医療がどのように発展するのかを知ることができます。さらに、「いのち輝きプロジェクト」では、医療・福祉・環境などの分野で生命の尊さや未来への希望を感じられる展示が行われます。これを通じて、私たちの社会や日常生活に対する新たな視点を得ることができるでしょう。
また、東京で開催される「世界陸上競技選手権大会」と「第25回夏季デフリンピック競技大会 東京2025」も注目のイベントです。9月に開催される世界陸上では、短距離から長距離まで、様々な陸上競技のトップアスリートたちが競い合い、感動的な瞬間が生まれることは間違いないです。また、11月にはデフリンピックが開催されます。デフリンピックとは『デフ+オリンピック』のことで、デフ(Deaf)とは英語で「耳がきこえない」という意味です。このデフリンピックは、4年毎に開催されるデフアスリートを対象とした国際総合スポーツ競技大会です。聴覚障害を持つアスリートたちがその才能を存分に発揮し、障害者スポーツへの理解が深まる素晴らしい機会となります。
2025年は多くの課題を抱えつつも、新しい可能性や希望が見いだされる年になりそうです。社会や個人がこの変化にどのように適応し、新たな未来を築くかが重要となるのではないでしょうか。
最後に。昨年10月1日に新築移転後、3ヶ月が経過し、不慣れであった電カル操作や新しい環境にも徐々に慣れ、業務も安定してまいりました。患者さんや地域の皆様のご理解とご協力により、スムースに移行を進めることができました。今後もより良い医療サービスを提供してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 本年が皆様にとって幸多き一年となりますことを心よりお祈り申し上げます。
令和7年1月タイムナウ 臨床工学技士長 岡本威志

2025年問題とイベント
今回time nowを担当します、透析室の岡本威志です。よろしくお願いいたします。
新春とは名ばかりの厳しい寒さが続いておりますが、皆様お健やかにお過ごしでしょうか。遅ればせながら、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、新しい年を迎えた2025年ですが、「団塊の世代」(1947年~1949年生まれの方)が75歳以上の後期高齢者となり、日本の人口の約5人に1人が75歳以上の後期高齢者となる見込みです。その為、医療・介護需要の急増による社会保障費の増大、労働力人口の減少により、人的・金銭的負担の増加が懸念されています。今後も人口減少と高齢化は進み、2024年に1億2400万人だった日本の人口は2030年には1億1700万人、2040年には1億1100万人、2050年には9500万人に減少すると予測されており、この25年間で日本の人口は4分の1減少し、10人中4人が65歳以上という超高齢社会に突入します。
イプソス株式会社の「2025年予測レポート」によると、日本人にとって2025年は未来に対して世界で最も悲観的であることが明らかになりました。「来年は今年よりも良い年になる」と楽観している日本人は38%にとどまり、対象国33カ国中最下位という結果でした。32位のフランスとの差は12ポイントと大きく、コロナ禍以降、新年への前向きな期待が低水準にとどまっています。このように、人口減少と高齢化がもたらす社会的課題に加え、未来への悲観的な意識も日本社会の大きな問題となっています。
しかし、2025年は明るいニュース(イベント)も多く、大阪・関西と東京では注目のイベントが盛りだくさんです。
まず、大阪の夢洲で開催される「大阪・関西万博」です。開催期間は4月13日から10月13日までの184日間、テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」です。この万博では、未来社会に向けた最新技術やアイデアが披露されるとともに、経済効果が期待され、観光業や地元産業の活性化が予測されています。注目の展示には、未来の移動手段として話題の「空飛ぶ車」があります。実際に乗客を乗せた飛行は行われないものの、デモ飛行を間近で見ることができ、空を飛ぶクルマの実現に向けた進展を感じることができる貴重な機会です。また、最先端の医療技術として注目される「iPS細胞」の展示や取り組みもあり、未来の医療がどのように発展するのかを知ることができます。さらに、「いのち輝きプロジェクト」では、医療・福祉・環境などの分野で生命の尊さや未来への希望を感じられる展示が行われます。これを通じて、私たちの社会や日常生活に対する新たな視点を得ることができるでしょう。
また、東京で開催される「世界陸上競技選手権大会」と「第25回夏季デフリンピック競技大会 東京2025」も注目のイベントです。9月に開催される世界陸上では、短距離から長距離まで、様々な陸上競技のトップアスリートたちが競い合い、感動的な瞬間が生まれることは間違いないです。また、11月にはデフリンピックが開催されます。デフリンピックとは『デフ+オリンピック』のことで、デフ(Deaf)とは英語で「耳がきこえない」という意味です。このデフリンピックは、4年毎に開催されるデフアスリートを対象とした国際総合スポーツ競技大会です。聴覚障害を持つアスリートたちがその才能を存分に発揮し、障害者スポーツへの理解が深まる素晴らしい機会となります。
2025年は多くの課題を抱えつつも、新しい可能性や希望が見いだされる年になりそうです。社会や個人がこの変化にどのように適応し、新たな未来を築くかが重要となるのではないでしょうか。
最後に。昨年10月1日に新築移転後、3ヶ月が経過し、不慣れであった電カル操作や新しい環境にも徐々に慣れ、業務も安定してまいりました。患者さんや地域の皆様のご理解とご協力により、スムースに移行を進めることができました。今後もより良い医療サービスを提供してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 本年が皆様にとって幸多き一年となりますことを心よりお祈り申し上げます。
令和7年1月タイムナウ 臨床工学技士長 岡本威志

メニュー
インフォメーション
外来診療案内
・診療時間
午前 9 : 00 ~ 12 : 30
午後 14 : 00 ~ 17 : 30
・休診日
日曜日・祭日
〒870-1121大分市大字鴛野118番地の1

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