Time now(令和6年11月-No.2)「光心会の近況報告」
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午前 9 : 00 ~ 12 : 30
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〒870-1121大分市大字鴛野118番地の1
光心会の近況報告
こんにちは、今回Time nowを担当します、医事課 田村です。よろしくお願いします。
早いもので11月も中旬を過ぎ、今年も残りひと月半となりました。ついひと月程前までは暑い日が続いていたので少し違和感をおぼえます。
当院は10月1日に大分市津守から大分市鴛野に新築移転しました。移転後は、電子カルテの導入をはじめ多くのシステム変更があり、戸惑う日々が続いていましたが、少しずつ新しい環境での業務に慣れてきたように思います。
さて先月のtime nowでもお伝えしましたが、このたび、当法人は「第76回保健文化賞」を受賞しました。理事長の武居を中心にケニア共和国(以下、ケニア)での巡回診療や学童検診、医療従事者の派遣に加え、検査センターやリハビリテーション(以下、リハ)センターの開設など長年にわたりケニアの医療や福祉の発展に取り組んできました。特にケニアでのリハ医療の状況は、日本と比べエビデンスに則ったリハ評価や治療ガイドラインなどが不十分で適切なリハが提供できているとは言い難い状況にあります。
そこで、当法人では、一般社団法人共生の会の協力団体として
『ケニア国内のセラピストによる持続可能なリハビリテーション評価治療システム構築プログラム』
をJICA草の根事業(パートナー型)に応募し、令和6年3月31日に採択されました。
その後、事業開始に向けた準備を経て10月16日にJICAと事業開始の本契約に至りました。この事業は今後、3年間でケニヤッタ国立病院のリハスタッフを中心に日本のリハ評価治療システム導入を目的としたプログラムで、諏訪の杜病院からは医師、理学療法士、作業療法士、看護師等の医療従事者を順次派遣し、ケニヤッタ国立病院のリハスタッフと協働してシステムの構築を行います。事業では疾患別リハ評価からリハ実施計画書の作成およびリハプログラムの立案など実践的なプログラムを立案しています。これらを、ケニア国内の主要都市でも研修会を開催し本当に草の根レベルで派生させていく予定です。また、日本のリハ医療や福祉の現場をケニアのリハスタッフに実際に見学してもらい、自国のリハ医療・福祉の発展に繋げていけるような研修も計画しています。今回の事業では、物やお金の支援のような一時的なものではなく、我々のような支援者の手を離れた後もケニアのリハスタッフが中心となり、研修の運営や後輩の育成、リハ医療の発展に繋げて行くことなど持続可能なシステムの構築を目標としています。 最後にケニアでのリハ医療が少しでも発展するよう、また事業終了後も持続的な活動ができるように尽力していきたいとおもいます。
令和6年11月 タイムナウ 医事課 次長 田村岳志
光心会の近況報告
こんにちは、今回Time nowを担当します、医事課 田村です。よろしくお願いします。
早いもので11月も中旬を過ぎ、今年も残りひと月半となりました。ついひと月程前までは暑い日が続いていたので少し違和感をおぼえます。
当院は10月1日に大分市津守から大分市鴛野に新築移転しました。移転後は、電子カルテの導入をはじめ多くのシステム変更があり、戸惑う日々が続いていましたが、少しずつ新しい環境での業務に慣れてきたように思います。
さて先月のtime nowでもお伝えしましたが、このたび、当法人は「第76回保健文化賞」を受賞しました。理事長の武居を中心にケニア共和国(以下、ケニア)での巡回診療や学童検診、医療従事者の派遣に加え、検査センターやリハビリテーション(以下、リハ)センターの開設など長年にわたりケニアの医療や福祉の発展に取り組んできました。特にケニアでのリハ医療の状況は、日本と比べエビデンスに則ったリハ評価や治療ガイドラインなどが不十分で適切なリハが提供できているとは言い難い状況にあります。
そこで、当法人では、一般社団法人共生の会の協力団体として
『ケニア国内のセラピストによる持続可能なリハビリテーション評価治療システム構築プログラム』
をJICA草の根事業(パートナー型)に応募し、令和6年3月31日に採択されました。
その後、事業開始に向けた準備を経て10月16日にJICAと事業開始の本契約に至りました。この事業は今後、3年間でケニヤッタ国立病院のリハスタッフを中心に日本のリハ評価治療システム導入を目的としたプログラムで、諏訪の杜病院からは医師、理学療法士、作業療法士、看護師等の医療従事者を順次派遣し、ケニヤッタ国立病院のリハスタッフと協働してシステムの構築を行います。事業では疾患別リハ評価からリハ実施計画書の作成およびリハプログラムの立案など実践的なプログラムを立案しています。これらを、ケニア国内の主要都市でも研修会を開催し本当に草の根レベルで派生させていく予定です。また、日本のリハ医療や福祉の現場をケニアのリハスタッフに実際に見学してもらい、自国のリハ医療・福祉の発展に繋げていけるような研修も計画しています。今回の事業では、物やお金の支援のような一時的なものではなく、我々のような支援者の手を離れた後もケニアのリハスタッフが中心となり、研修の運営や後輩の育成、リハ医療の発展に繋げて行くことなど持続可能なシステムの構築を目標としています。 最後にケニアでのリハ医療が少しでも発展するよう、また事業終了後も持続的な活動ができるように尽力していきたいとおもいます。
令和6年11月 タイムナウ 医事課 次長 田村岳志
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インフォメーション
外来診療案内
・診療時間
午前 9 : 00 ~ 12 : 30
午後 14 : 00 ~ 17 : 30
・休診日
日曜日・祭日
〒870-1121大分市大字鴛野118番地の1