インフォメーション 〜time now〜

とうとう年度末を迎えましたので、毎年恒例の常勤看護師離職率を発表したいと思います。  なんと!! 念願の“0%”でした!(^^)! 凄い (*^^)v 💛
折角なので、過去5年間の常勤看護師離職率をまとめて公表したいと思います。

あれだけスタッフに泣かされていたのに、今では、スタッフに助けられ支えられるようになったからこそ最高の結果を出すことができたのだと思います。看護師たちは、画期的ではあるものの破天荒な私の生み出した独創的プラン(看護師ポイント評価・看護体制・生活目標・生活能力判定表等々)を理解して信じて良く頑張ってくれました。

振り返れば、開院当初から看護師不足には悩まされてきました。2~3年前までは、人を選べなかったのです…悪循環ですよね。しかし、開院して8~9年経つと、看護学生が卒業して新人看護師として働くようになります。当然、卒業と同時に辞めた看護学生も少なくありません。それは、当法人の看護学生の労働条件が他施設よりも良いらしく就学のために利用する学生が居たからです。逆に言えば、卒後も5年10年と働いてくれる学生は、患者さんや病院に愛情と責任を持っているという事になります。

その新人看護師達が成長すると、今度は先輩看護師たちの仕事に対する責任や姿勢の在り方を洞察するようになります。そうなると、あら不思議!!自分たちで自然淘汰をしていくのです。愛情や責任・目標が持てない看護師や病院・看護方針などに合わない看護師は、何らかの理由で自ら去っていきました。その時期には、看護師不足に本当に苦悶しましたが、それがあったからこそ『志』のある看護師たちが残ってくれて、その看護師たちが次世代を育てられる環境になったのだと納得できています。そして、その苦労は報われました。この15年は長かったです。でも、看護基準を十分に満たす人員が確保できている今でも、看護職員の入職は広き門にしています(職安には出していません)。職員や看護学生の友達、患者さんやご家族に当法人の話を聞いて門を叩いてくれる看護師も居るので出会いを大切にしたいと思っているからです。

だからと言って全てに満足している訳ではありません。これからも、看護職員一丸となって患者さんや利用者の皆様に安心・安全な看護や介護介入が出来る様に、自己研鑚に励み切磋琢磨して、更なる質向上に邁進していきたいと10年先も見据えた計画を立案しています。

H27年3月 岩根