インフォメーション 〜time now〜

 皆さん、はじめまして。今回、time nowを担当させて頂きます、リハビリテーション部 地域医療連携室 医療ソーシャルワーカーの高橋真奈美です。よろしくお願い致します。

 もうすぐ4月!!新年度が始まります!!この時期は、年度末のためさみしい別れもありますが、新たな出会いもあるドキドキな季節です。世の中はソチオリンピックが終わり、あの興奮も落ち着いてきたように感じます。私自身、スノーボードやフィギュアスケート等の競技で頑張っているたくさんの選手たちを見て感動した1人です。

 さて話は変わりますが、現在、様々な病院に医療ソーシャルワーカー(MSW)が配置されており、皆さんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか??医療ソーシャルワーカーは、通称になり、相談員等と呼ばれている病院もあります。当法人にも私を含め3人の医療ソーシャルワーカーがいます。しかし、医療ソーシャルワーカーってなに??と思っている方も多いと思います。そこで今回は、医療ソーシャルワーカーについて話したいと思います。

 医療ソーシャルワーカーは、保健医療分野において、社会福祉の立場から病気や怪我、それに伴う障害により抱えている不安や社会的問題について相談に応じ、患者さんやご家族と一緒になって考え、最も良い解決方法が見つかるように援助を行うことを専門にしています。

 当院の取り組みとしては、入院時に簡単なアンケート記入についてご協力を頂いています。入院されてから退院に向けての様々な援助の中で参考にさせて頂くため、介護保険、障害者手帳の有無、ご利用されている社会資源、ご本人・ご家族のご希望等についてお伺いしています。また、入院されて一定期間経過した頃に、リハビリテーション・看護の生活場面での状況報告、今後のことについて面談という形でお話をさせて頂いています。面談では、私たち病院スタッフからの話だけでなく、患者さんやご家族が不安に思っている事や今後のご希望等についてもお話を伺います。たとえば、①退院後の生活に関わることや心配ごと、②治療や入院生活についての不安や悩みごと、③介護保険や障害者手帳、年金などの社会資源に関すること、④医療費や生活費等の経済的な悩みごと、⑤誰に話して良いかわからないが相談したいこと等、何でも構いません。もちろん面談時以外でも、相談をお受けしています。事前に連絡を頂ければ、相談時間を確保致しますので、気軽に声をかけて下さい。秘密は厳守致します。もちろん無料です!!また、相談したいけど、どこにいるのか分からない方は、病院スタッフに声をかけて下さい。すぐに駆けつけます!!

 私たちは患者さんやご家族が安心した入院生活を送り、退院後、その先の在宅生活も視野に入れ、安心・安楽に生活を送れるようにお手伝いさせて頂きます。そのため、相談しやすい雰囲気作りを目指し、3人だけの医療ソーシャルワーカーですが頑張っています。私個人の目標は、リハビリテーションスタッフや看護師と密な連携をとり、患者さんやご家族とたくさんのコミュニケーションが取れるよう病棟に出来るだけ足を運ぶように心掛けたいと思っています。これからも、よろしくお願い致します。

3月 諏訪の杜病院 医療ソーシャルワーカー 高橋 真奈美