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 新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い致します。

 なかなかコロナの収束が見えず、ウクライナでの侵略戦争の収束も見えず、台湾有事のリスクを抱えたままの新年ですが、皆様、いかがお過ごしでしょうか⁇ 今年の抱負を簡単に述べます。長期的に渡る日本の医療供給体制を鑑みながら私共がすべき役割をしっかりと見据えて、下記のような方針を立てています。大きく分けて地域医療の推進と国際展開です。

Ⅰ.地域医療の推進
① 来年の病院新築移転に向けて準備を開始しています。今までのハード面で病院の場所のアクセスの不便さやアメニティーの問題が解消されるだけではなく、ソフト面でもパワーアップした医療福祉保健提供体制を目指します。
② 分院であるどんぐりの杜クリニックにおける子供達へのより良い療育環境の整備を開始します。同時に障害児の長期的な問題解決のための取り組みを開始します。
③ 法人全体における効率的で実効的なリハビリテーション提供体制の見直しを開始します。
④ 今まで主に取り組んできた高次脳機能障害者のみならず、障害者全体の就労問題に更に積極的に取り組みます。

Ⅱ.国際展開
⑤ 内閣官房健康医療戦略室と協力しながら日本の医療のインバウンド及びアウトバウンドを積極的に展開します。皆さんが思っている以上に日本の医療供給体制を待ち望んでいる海外の国々は多いのです。日本で日常普通に行っている医療をそのまま供給するだけで十分です。何も難しい医療を実施しなければいけない訳ではないのです。実際、日本でも大変ですが、ちょっと海外に目を向けると如何に日本が恵まれているかに気が付きます。

Ⅲ.ⅠとⅡの共通事項として
⑥ 基本に戻り 『Education First』 を徹底します。役職者から一般スタッフへの教育だけを指しているのではなく、例えば1年でも先輩であれば、後輩をしっかり指導する事も含んでいて、全スタッフに共通する事です。また、年功序列ではなく、頑張るスタッフを重用します。患者さんにとって、スタッフにとって魅力ある病院作りを開始します。

 本年もどうぞ宜しくお願い致します。


令和5年1月 医療法人光心会理事長 武居光雄