インフォメーション 〜time now〜



 今回、Time nowを担当させて頂くことになりました、デイケアセンター月うさぎ作業療法士の嶋田寛太です。宜しくお願い致します。

 近年、地球環境の変化からか局地的な大雨や「ゲリラ豪雨」と呼ばれる短期間の集中的な豪雨が起こるようになってきています。ウェザーニュースが発表した「ゲリラ豪雨傾向2020」では7月〜9月のゲリラ豪雨の発生予想は、昨年と比べると1.4倍で、なんと全国で2,400回も起きたそうです。ゲリラ豪雨にとどまらず、大陸と大洋に挟まれた日本では、7月から10月にかけて、台風や季節の変わり目の梅雨前線や秋雨前線が停滞し、しばしば大雨となります。また、洪水、暴風、高潮、崖崩れや土石流、川の氾濫など人命が脅かされるような自然災害が、毎年のように発生しています。

 記憶に新しいところでは平成29年7月の九州北部豪雨。梅雨前線や台風の影響で西日本から東日本を中心に局地的に猛烈な雨が降り、福岡県、大分県を中心に大規模な土砂災害が発生しました。死者40人、行方不明2人を出し1600棟を超える家屋の全半壊や床上浸水となりました。

 私が十数年前に住んでいた、日田市も大きな打撃をうけ、複雑な思いになりました。台風10号も今までに経験したことのない台風と、メディアで取り上げられ、その注意喚起の影響で、店頭から水や菓子パンがなくなっていました。これまではあまり深刻に考えることがありませんでしたが、実際に被害にあっていない時も、災害に関心を持ち、被害を最小限に止めるための準備を、日頃から考え対策や避難に関する情報収集をして知識を備えたいと思ました。「注意報」や「警報」を見逃さず、その日に備えて、今から準備しておこうと思います。

 最後に私事ですが、我が家にも小さな「台風の目」が2つも発生しています。この台風は小さいですが、徐々に大きくなる為、周囲の人に迷惑をかけないように成長して欲しいと願っています。





9月タイムナウ デイケアセンター月うさぎ 嶋田寛太