インフォメーション 〜time now〜



 7月の豪雨で、命を落とされた方々のご冥福を祈るとともに、被害に遭われた皆様の一日も早い心身の回復と復興を心からお祈りしております。

 先月お伝えしたアメリカ合衆国のデモ隊が膝をついたポーズは、アメリカ合衆国のラガーマンが国歌斉唱の際にこのポーズで「人種差別」訴えたからかもしれません。このラガーマンは、その後どこのチームとも契約が結べなかったそうですが、ナイキが専属モデル?で起用したそうです。粋ですね。人種差別について調べる中で、私はこの事実を先月末に知りました。海外のスポーツ選手は、試合に「勝つ」ことだけではなく、社会に何を発信するか、若しくは「発信」するために勝とうとする選手も多いそうです。とても、感心しました。

 これと似た感じ(私の感じる心意気?)のお話がイギリスにもあります。「プリンシプル:Principle」な考え方、生き方です。多分、単語だけで調べると「原理」としか出てこないと思いますが、こうと決めたら曲げることなくやり抜く、主張を変えない精神と姿勢のことです。「イギリス紳士」は有名なので皆さんもご存知でしょうが、これもイギリスを代表する精神です。日本人の「武士道」とも通じ、先人が守ってきた精神を知るのは勉強になります。

 さてさて、公平性・透明性を守るために実施してきた光心会と共生の会の第2回看護部役職者選挙が6月下旬に終わり、高田主任がめでたく師長に昇進しました。しかし、喜んでばかりもいられません。新型コロナで渡航の出来ない期間を、光心会と共生の会看護部の空白の5年を埋める時間にしたいです。たかが5年、されど5年の重さを、今更ながらに痛感させられています。リーダー育成の在り方を見直し、後継者育成に力を注ぎ光心会と共生の会看護部に良い形でバトンを繋いでいきたいと思っています。大胆だけれども繊細な後継者育成計画を打ち立て成功させます。また、看護臨床実践看護計画も改定する予定です。私が仕事を続ける理由は、経済的な理由だけではありません。「私が私であるために」無理をせず頑張って仕事を続けて、老いていく私の役割(存在価値)を切り拓いています。同じ看護の道を歩む次世代にも、半世紀以上生きた時に、看護の仕事を誇りに思い自分に自信を持ってもらいたいです。次世代にも、遣り甲斐や信頼関係を築いて、切磋琢磨し支え合える善き仲間を持って欲しいです。そして、豊かな人生を歩んで欲しいと願っています。一生続けられる仕事を持ち、理解ある職場に恵まれたことを感謝し、本当に幸せだと私は思えています。

 それでは、ここらで世界に目を向けましょう。ロシアでは、憲法改正案が賛成過半数で、プーチン大統領の終身大統領野望計画を現実のものにしています。中国は、香港の統制を強める為に、香港国家安全維持法を制定。そして、コロナ渦に紛れて中国のしている事と言ったらヒドイです。6月には中国軍が越境してインド軍とカシミール地方で衝突し死者が出ています。また、悪質なネット通販の殆どが中国関連です。荒稼ぎをしてお金を得ても信頼を得ることが出来ないことが解らないのでしょうか?しかし、中国の南シナ海侵略にアメリカ合衆国がやっと「違法な主権主張」と明言してくれました。また、イギリス海軍が中国に対抗するために、空母の一隻を極東に常駐させることをタイムズ紙が報じ(7月14日)ています。やっと、世界平静に向けた取り組みが行われるようになったと言う事でしょうか?



7月タイムナウ 岩根
Keyword:世界のリーダーは