インフォメーション 〜time now〜

 今回、Time nowを担当させて頂く事になりました、どんぐりの杜クリニック透析室で臨床工学技士をしております板井です。宜しくお願い致します。

 今月4月30日(火)に平成天皇陛下が退位され、来月5月1日(水)に、皇太子様が新天皇に即位されて、「平成」の年(元)号が「令和」に代わります。1989年から始まった「平成」、私は1993年(平成5年)生まれで、初めて年号が変わる瞬間に立ち会える事は、人生の中で貴重な体験になると思います。私にとって「平成」は、生まれてからの26年間を、怪我や病気、事故など何事もなく、家族や友人、職場の方々に支えられて過ごしてきました。

 しかし、日本や世界では事件や災害等があり、新聞やニュースの報道では、毎日の様に何かが起きています。それを考えると自分が何事もなく現在まで生きてこられたことを、大袈裟な様にも思いますが、「とても幸せな事だ」と感じています。ですから、自分に与えられた仕事は勿論の事、現在の職場や仕事以外でも、自らが気付き、小さくても出来る事を今後もしていかなければと考えています。

 私は、平成27年4月に入職して5年目(諏訪の杜病院透析室勤務2年、どんぐりの杜クリニック透析室勤務3年)になりましたが、私は入職当初から変わらず、常に自分の仕事に緊張感を持ち、仕事に臨んでいる毎日です。

 新年度から、新たに後輩が2名入職しました。とても嬉しく感じると同時に、自分が後輩達の為に何を教えられるか、何を伝えていく事が出来るのだろうかと自問自答しています。自分の入職時を振り返ると、右も左も分からず、今よりもとても不安な毎日を過ごしていた記憶が今でもあります。その時にも、先輩や上司、他部署や多職種の方々が様々な事を教えて下さり、現在まで何とか仕事を継続する事が出来ています。未だに分からない事が多々あり、指導を受ける事もありますが、入職時に比べれば少しだけ、仕事に自信を持てる様になりました。この度、年(元)号が変わる事で、自分自身も心機一転し、初心を忘れず、入職する後輩達に分からない事や不安に思っている事があれば、自分が分かる範囲で教え、伝える事で、後輩達の不安を和らげられる様な先輩(上司)でありたいと思います。




Time now(平成31年4月-No.1) どんぐりの杜クリニック 透析室 臨床工学技士 板井優樹