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 こんにちは。有料老人ホームひなたぼっこに勤務している今山です。ひなたぼっこに異動して3年目を迎えました。私は主に、介護保険の請求業務やその他の事務等をしています。介護保険以外の保険併用をしている場合の手続きや対応、職員や入所者さん、来所される方とお話をしたりすることで気づき教えられる事が多く、日々勉強の毎日です。

 私の趣味は舞台鑑賞です。きっかけは蜷川幸雄さんが監督をする『ロミオとジュリエット』でした。それまでも、舞台を観る機会は何度もあったのですが「面白いなぁ」「歌が上手だなぁ」くらいの感想でした。ロミオとジュリエットの話は知っていたし、映画でも観たことはありましたが、壁一面が人の顔写真の舞台セット、役者さんたちの演技にも圧倒されました。そして、これまでの舞台鑑賞と一番違った点は「この場面、もし自分ならどうする?」と考えながら観たことです。ロミオやジュリエットのセリフだけではなく、ティボルトやマーキュシオの各シーンでの選択肢もとても印象深く、舞台が終わってからも、「こうじゃなかったら、この人はまだ生きていたんじゃないか」「そもそも、こういう考えはできなかったのだろうか」などと考えさせられました。その後もDVDを購入し時々観返すのですが、また違う感想が浮かび、ずっと楽しめる舞台です。その後も蜷川作品の「カリギュラ」その他「マイ・フェア・レディ」「ミス・サイゴン」「レディ・べス」など、作品を何度も繰り返し観に行き、役者さんや演出の違い、自分の年齢やその時々の状況の違いで、毎回いろんな感情を体験しました。

 昨年は、「マクベス」「マイ・フェア・レディ」をリピート鑑賞し、今年は5年ぶりくらいに「アニー」を鑑賞しました。夏には「RENT」も一昨年に引き続き鑑賞する予定で、今からとても楽しみにしています。

 皆さんも、お時間がある時に劇場に足を運んでみてはいかがでしょうか? テレビや映画とはまた違った雰囲気を味わうことができます。

平成29年7月タイムナウ 有料老人ホームひなたぼっこ 今山亜貴